I love Bandit 250 V 〜メンテナンス/カスタム

Bandit 250 V (バンディット GJ77A 後期型)をもとにしたバイクメンテナンス(整備,点検)やカスタム

 I love Bandit 250 V 〜メンテナンス/カスタム〜

 Bandit 250 V (バンディット GJ77A 後期型)をもとにしたバイクメンテナンス(整備,点検)やカスタム

 TOP  はじめに  Banditとの出会い  My Bandit 250  Banditについて  後期型Banditの見分け方
 Bandit 250のメンテナンス  Bandit 250のカスタム  更新履歴  リンク集  サイトマップ
I love Bandit 250 V  TOP > トルクと馬力

トルクと馬力


■馬力について


馬力とは、馬1頭がする仕事の量です。

具体的には、1秒間に75キログラムの荷物を1メートル持ち上げられる力を1馬力と呼びます。

ちなみに人間は1/10馬力だそうです。
ということは40馬力のエンジンと400人が綱引きをしたら引き合うってことですね!すごい(笑)。

カタログなどを見ると、45PS/14500rpmと書いてありますが、
意味はエンジンが1分間に14500回転するときが、一番大きな力、つまり45馬力でますよ!という意味です。

でも、回転数が多ければ多いほど、力がでるんじゃないの?と思うかもしれませんが、 実際には、エンジンの回転数が限界近くまで上がると、機械的抵抗やガスの燃焼効率の低下などが関係してきて、出力が落ちてくるそうです。


■トルクについて


トルクというのは、ものを回転させる力のことをいいます。

具体的には、クランクシャフトが、どの回転数でどれくらいの力で回っているかを表します。

たとえば、最大トルクが「3kg・m/11000rpm」だとします。
この意味は、エンジンが1分間に11000回転するときに、 一番大きい力がクランクシャフトにかかり、その力が3kg・mということになります。

ちなみに、3kg・mはエンジンオイルのドレンボルトの締め付けトルクより、ちょっと強いだけです。

「えー、それだけの力しかでてないの!?」

ところが、実際にはバイクはすごい力ですよね。

力はギアやテコなどを用いて、大きくするが可能です。

バイクは、クランクに発生する小さな力をギアを使って大きくしているのです。
次に、ミッションでさらに、大きくします。
さらに、チェーンで大きくなり、最後にタイヤによってテコの原理で増幅され、
最終的には、すごい力に増幅されているのです。

でも、その力の分、それぞれの回転数は落ちていきます。つまり、スピードが落ちていくのです。


■最大トルクと最大出力の回転数は一致しない


カタログをみると、最大トルクと最大出力の回転数が一致しません。

混合気が一番多くシリンダーの中に入り、もっとも理想的な燃焼がおこり、 爆発圧力が一番高くなるときが、最大トルクです。

最大出力は、機械的抵抗などのを無視すれば、エンジンの最高回転数のときです。

ということから最大トルクと最大出力の回転数は一致するとは限らないのです。

実際に、どのバイクも、最大出力よりも低い回転数のところで最大トルクがでているのがわかると思います。


■トルクと馬力で乗りやすさを考える


これはトルク曲線というものをみると、大体想像がつきます。

バイクを買うときのひとつの目安にもなると思います。

3つのバイクを比較してみましょう(たとえばの場合です)


・バイクAの場合



パワーもトルクも高いけど、曲線カーブが急だから、ちょっとしたスロットル操作でトルクが変わってしまうので、乗りにくそうです。


・バイクBの場合



トルク曲線はなだらかだけど、低速でのトルクがないので、坂道、発進、加速がちょっとたりない感じです。


・バイクCの場合



パワーはあまりないけど、どの回転数でもトルクがしっかりしているので、粘り強く扱いやすそうです。


2005/12/1作成